2019年5月28日(火曜日)朝、神奈川県川崎市多摩区登戸において、スクールバスを待つ小学生や保護者たちが、男に刃物で次々に襲撃された。男性保護者1名と女児1名が死亡。ほかに18名が負傷。
犯人は襲撃直後に自ら首を刺してその場で自殺。襲撃から犯人自殺までわずか十数秒の凶行だった。被疑者死亡により不起訴処分で事件はクローズ。動機などは全く明らかにならず。
2019年5月1日より日本の元号は平成から令和へと変わった。本事件は令和初の大量殺傷事件であり、海外でも広く報道された。
【朝の惨劇】
現場は登戸駅から少し歩いたところにあるファミリーマート登戸新町店のあたり。28日の朝7時41分頃、ここで私立カリタス小学校に通う児童とその保護者がスクールバスを待っていた。スクールバスはピストン輸送の形式で毎朝8本運行しており、事件が起こったのは6本目のバスが来た時だった。
犯人の男性Xは、滑り止め目的の手袋をして両手に柳刃包丁を持ち、まずファミリーマート前で男性保護者(当時39歳)を背中から刺した。そこから数十メートル走って移動し、女性保護者(45歳)と児童17人を次々と殺傷した。
その様子を見たスクールバス運転手はバスから駆け下りて「何をやっているんだ」とXに対して叫んだ。するとXはさらに移動して市営バス停前あたりで突然自らの首を刺した。襲撃開始から犯人自殺に至るまでわずか十数秒であったという。Xのリュックには更に2本の刃物が入っており、計4本の刃物を持参していたことが明らかになっている。
スクールバスでの登下校には学校の教頭が付き添っていた。教頭は事件発生時はちょうど児童をバスに乗せていて列の先頭にいたが、後方で叫び声が聞こえたために確認しようとすると、Xが刃物を振り回しながら目前を通過していったという。バス運転手が犯人を追ったため、教頭は110番通報をしつつ、負傷していない児童をバス内に避難させ、重傷を負った児童のそばについた。
【救護活動】
7時44分頃、110番通報を受けた警察から救急へと連絡。当初の情報よりも被害状況が大規模であることが判明すると、7時56分より大規模救急体制に切り替えられた。現場ではトリアージ(負傷者の人数が多い場合に、容態によって搬送の優先順位を決めること)が行われた。
最初に襲撃された男性保護者と、小学6年生の女子児童の計2名が死亡。男性保護者は背中を2度、振り向いた際に胸や首などを刺されたとされる。胸の傷は心臓まで達しており、出血性ショック死であった。女子児童は首を一突きされたことによる失血死。重傷者は女児3名と、女性保護者1名。Xも意識不明の状態で病院に搬送され、事件から約3時間後に死亡が確認された。
【哀悼】
事件当日、米国のドナルド・トランプ大統領が来日中であり、大統領は横須賀基地に停泊していた海上自衛隊護衛艦「かが」の艦上で哀悼の意を表した。
亡くなった男性保護者は外務省勤務で、在ミャンマー日本大使館にも勤務経験のあるエキスパート。河野太郎外相、岸田文雄 前外相、さらには上皇夫妻からも弔意が伝えられた。アウンサンスーチー ミャンマー国家顧問からも追悼書簡が送られている。
【30年以上引きこもっていた男】
犯人Xは事件当時51歳。幼少期に両親が離婚し、叔父夫婦に引き取られて暮らしていた。しかし中学を卒業後は定職に就くことなく、30年以上引きこもり生活を続けていた。
Xに友人はおらず、叔父夫婦ともトイレや食事のルールを決めて顔をあわせないようにしていた。Xは事件時に短髪だったが、叔父夫婦はそのことを知らなかったため、写真での身元確認がすぐにはできないほどであった。
また、Xはパソコンやスマートフォンを持っておらず、完全に外界から隔絶されて生活していた模様。報道によれば、保険証は持っていたものの、10年以上医療機関すら受診していなかったとのこと。
そのような人物だけに動機は全く明らかにならなかった。持参した刃物4本のうち2本は事件前の2019年2月に一括購入したことが明らかになっている。また、Xの暮らす家の最寄り駅は小田急線読売ランド前であり、犯行現場最寄り駅の登戸までは3駅ある。現場やカリタス学園周辺の防犯カメラには、事件数日前からXに似た人物が写り込んでいたという。事件当日も駅から現場まで約500メートルを直行した。これら情報を総合して考えれば、Xは計画的にカリタス小の児童を狙っていたと考えられるが…。
Xは当初から事件後に自殺することを考えていたとされるが、ジーパンのポケットにはむき出しの状態で現金10万円(叔父夫婦からの小遣いとみられる)が入っており、行動には不可解な点もある。
叔父夫婦は80代であり、事件前からホームヘルパーによる訪問介護を受けるようになっていた。叔父夫婦はヘルパーという外部の人間が入ることでXの反応を心配した。そのため何度か市のアドバイスを受けながら、Xと手紙でコミュニケーションをとるようにした。だが、Xは「自分はちゃんと生活している」と反発するだけで終わった。しかし強気に反発しながらも、心の中では自分のおかれた状況の変化に対して不安を感じていたのかもしれない。
2019年9月2日、被疑者死亡のまま殺人罪・殺人未遂罪・銃刀法違反により書類送検。11月8日、横浜地検は被疑者死亡により不起訴処分とした。
【学校の対応】
幼稚園・中学校・高校を含むカリタス学園は事件後に臨時休校措置を取った。小学校は6月5日より授業再開。バス通学については、市営バスをチャーターしつつ、事件を思い出さないように乗り場やルートが変更された。学校が特定されないように私服での登校も許可したが、大半は制服のまま登校したという。地域のパトロールも一段と強化された。
学園はカウンセラーを増員するなどして児童の心のケアにも努めた。川崎市も近隣の市立小学校にカウンセラーを常駐させることを決めた。
【事件の影響】
本事件発生から3日後の2019年6月1日、元農水事務次官(当時76歳)が長男(44歳)を刺殺するという事件が発生した。長男は定職に就かずにオンラインゲームにはまっていた。元事務次官は「近所の小学校の運動会の声がうるさい」と腹を立てる長男と口論になっており、殺害した動機について「川崎通り魔事件を見て、自分の息子も周りに危害を加えるかもしれないと不安に思った」と供述している。
昭和末期から平成初期にかけて「引きこもり」は若者の問題と捉えられてきた。しかし平成末期から令和にかけては引きこもりが年を重ねて50代近くなり、それを支える親は80代近いという、いわゆる「8050問題」が表面化した。本事件と上記事件は「8050問題」が深刻化した典型例とも指摘される。
【補足】
因みにカリタス(CARITAS)とは、ラテン語における「愛」を意味する語。カリタス学園は、カナダのケベック・カリタス修道女会によって1960年に設立された。
【出典】
神奈川新聞2019年5月28日「小学生ら19人刺され、女児と男性が死亡 登戸駅近く」
神奈川新聞2019年5月28日「重体だった男性1人も死亡 登戸殺傷事件」
神奈川新聞2019年5月28日「死亡女児の身元判明 登戸殺傷事件」
神奈川新聞2019年5月28日「容疑者の男 住民と交流なく」
神奈川新聞2019年5月28日「包丁振り回す男 「きゃー」「逃げて」と悲鳴」
神奈川新聞2019年5月28日「笑顔のあいさつ「きょうも聞けると」言葉詰まらす校長」
神奈川新聞2019年5月28日「小学生ら2人死亡、17人負傷 通学中襲う」
朝日新聞2019年5月28日「小6女児と39歳男性が死亡 刺した疑いのある男も死亡」
産経新聞2019年5月28日「「おはよう」から凶行へ 現場で豹変のX容疑者 川崎19人殺傷」
産経新聞2019年5月28日「襲撃した男は刃物を4本所持、捜査本部設置 川崎襲撃事件」
産経新聞2019年5月28日「トランプ氏「被害者と家族に哀悼の意」川崎襲撃事件で」
産経新聞2019年5月28日「児童ら19人刺され2人死亡 自殺の51歳男、計画的犯行か 川崎襲撃事件」
産経新聞2019年5月28日「X容疑者、伯父夫婦と3人暮らし、隣家とトラブルも 川崎19人殺傷」
産経新聞2019年5月28日「「最高に優秀な事務官」同僚ら絶句 犠牲になった外務省職員 川崎19人殺傷」
神奈川新聞2019年5月29日「容疑者「長期間働かず、引きこもり傾向」親族が市に相談」
朝日新聞2019年5月29日「犯行はわずか十数秒、無言で19人を襲う 川崎死傷事件」
毎日新聞2019年5月29日「「容疑者と普段から接触がなく…」親族が市に複数回相談 川崎殺傷」
産経新聞2019年5月29日「X容疑者宅に家宅捜索、動機解明急ぐ 神奈川県警」
産経新聞2019年5月29日「50メートル走り十数秒で 強い殺意で多数の殺害計画か」
産経新聞2019年5月29日「川崎19人殺傷"絶縁"の家庭、伯父ら手紙で様子伺い 訪問看護で状況変化か」
産経新聞2019年5月29日「新品の包丁入手し犯行 襲撃は数十秒、計画的犯行か」
産経新聞2019年5月30日「スマホやパソコン所持せず 世間から孤立…なぜ突然凶行に」
神奈川新聞2019年5月31日「襲撃直前、手袋着用か 容疑者、周到準備の可能性」
毎日新聞2019年5月31日「アウンサンスーチーさん遺族に弔意 川崎殺傷」
産経新聞2019年5月31日「10年以上医療機関受信せず ネット環境もなし 引きこもり相当長期か 川崎19人殺傷」
産経新聞2019年5月31日「川崎殺傷、新たに女児1人の軽傷判明 被害20人に」
東京新聞2019年5月31日「川崎殺傷 市消防局 広範囲にけが人、想定外」
神奈川新聞2019年6月2日「包丁2本、2月購入か 押収箱に量販店シール」
神奈川新聞2019年6月2日「容疑者、途絶えたつながり「進路も分からず」」
神奈川新聞2019年6月3日「X容疑者、4日前に現場下見か 防犯カメラに似た男」
産経新聞2019年6月3日「事件4日前、現場を下見か 事件と同時間帯に男の姿 川崎20人殺傷」
産経新聞2019年6月3日「駅から5分で直行し犯行、児童の動き把握か 川崎20人殺傷」
産経新聞2019年6月3日「元農水次官「川崎の事件が頭に浮かんだ」と供述 長男刺殺」
産経新聞2019年6月3日「現場のバス停利用せず 「事件の記憶あるため」」
神奈川新聞2019年6月4日「カリタス小、5日に授業再開 警備強化し送迎は市バスに」
神奈川新聞2019年6月4日「なぜ標的、見えぬ動機 登戸児童殺傷1週間」
産経新聞2019年6月4日「同居の伯父らと1月以降、顔合わせず 川崎20人殺傷、接触避けて犯行準備か」
神奈川新聞2019年6月5日「事件後、カリタス小児童が初登校」
神奈川新聞2019年6月28日「2月に犯行準備か 包丁4本、同時期購入の可能性」
神奈川新聞2019年9月2日「児童ら20人襲撃、自殺した男を書類送検 動機解明されず」
神奈川新聞2019年9月2日「薄い人間関係、捜査難航 捜査幹部「残念」」
産経新聞2019年9月2日「川崎20人殺傷事件、被疑者死亡のまま書類送検 捜査は事実上終結」
神奈川新聞2019年11月8日「容疑者死亡で不起訴、横浜地検 動機や背景、闇の中」
産経新聞2019年11月8日「自殺の男を不起訴処分 川崎20人殺傷、横浜地検」
犯人は襲撃直後に自ら首を刺してその場で自殺。襲撃から犯人自殺までわずか十数秒の凶行だった。被疑者死亡により不起訴処分で事件はクローズ。動機などは全く明らかにならず。
2019年5月1日より日本の元号は平成から令和へと変わった。本事件は令和初の大量殺傷事件であり、海外でも広く報道された。
【朝の惨劇】
現場は登戸駅から少し歩いたところにあるファミリーマート登戸新町店のあたり。28日の朝7時41分頃、ここで私立カリタス小学校に通う児童とその保護者がスクールバスを待っていた。スクールバスはピストン輸送の形式で毎朝8本運行しており、事件が起こったのは6本目のバスが来た時だった。
犯人の男性Xは、滑り止め目的の手袋をして両手に柳刃包丁を持ち、まずファミリーマート前で男性保護者(当時39歳)を背中から刺した。そこから数十メートル走って移動し、女性保護者(45歳)と児童17人を次々と殺傷した。
その様子を見たスクールバス運転手はバスから駆け下りて「何をやっているんだ」とXに対して叫んだ。するとXはさらに移動して市営バス停前あたりで突然自らの首を刺した。襲撃開始から犯人自殺に至るまでわずか十数秒であったという。Xのリュックには更に2本の刃物が入っており、計4本の刃物を持参していたことが明らかになっている。
スクールバスでの登下校には学校の教頭が付き添っていた。教頭は事件発生時はちょうど児童をバスに乗せていて列の先頭にいたが、後方で叫び声が聞こえたために確認しようとすると、Xが刃物を振り回しながら目前を通過していったという。バス運転手が犯人を追ったため、教頭は110番通報をしつつ、負傷していない児童をバス内に避難させ、重傷を負った児童のそばについた。
【救護活動】
7時44分頃、110番通報を受けた警察から救急へと連絡。当初の情報よりも被害状況が大規模であることが判明すると、7時56分より大規模救急体制に切り替えられた。現場ではトリアージ(負傷者の人数が多い場合に、容態によって搬送の優先順位を決めること)が行われた。
最初に襲撃された男性保護者と、小学6年生の女子児童の計2名が死亡。男性保護者は背中を2度、振り向いた際に胸や首などを刺されたとされる。胸の傷は心臓まで達しており、出血性ショック死であった。女子児童は首を一突きされたことによる失血死。重傷者は女児3名と、女性保護者1名。Xも意識不明の状態で病院に搬送され、事件から約3時間後に死亡が確認された。
【哀悼】
事件当日、米国のドナルド・トランプ大統領が来日中であり、大統領は横須賀基地に停泊していた海上自衛隊護衛艦「かが」の艦上で哀悼の意を表した。
亡くなった男性保護者は外務省勤務で、在ミャンマー日本大使館にも勤務経験のあるエキスパート。河野太郎外相、岸田文雄 前外相、さらには上皇夫妻からも弔意が伝えられた。アウンサンスーチー ミャンマー国家顧問からも追悼書簡が送られている。
【30年以上引きこもっていた男】
犯人Xは事件当時51歳。幼少期に両親が離婚し、叔父夫婦に引き取られて暮らしていた。しかし中学を卒業後は定職に就くことなく、30年以上引きこもり生活を続けていた。
Xに友人はおらず、叔父夫婦ともトイレや食事のルールを決めて顔をあわせないようにしていた。Xは事件時に短髪だったが、叔父夫婦はそのことを知らなかったため、写真での身元確認がすぐにはできないほどであった。
また、Xはパソコンやスマートフォンを持っておらず、完全に外界から隔絶されて生活していた模様。報道によれば、保険証は持っていたものの、10年以上医療機関すら受診していなかったとのこと。
そのような人物だけに動機は全く明らかにならなかった。持参した刃物4本のうち2本は事件前の2019年2月に一括購入したことが明らかになっている。また、Xの暮らす家の最寄り駅は小田急線読売ランド前であり、犯行現場最寄り駅の登戸までは3駅ある。現場やカリタス学園周辺の防犯カメラには、事件数日前からXに似た人物が写り込んでいたという。事件当日も駅から現場まで約500メートルを直行した。これら情報を総合して考えれば、Xは計画的にカリタス小の児童を狙っていたと考えられるが…。
Xは当初から事件後に自殺することを考えていたとされるが、ジーパンのポケットにはむき出しの状態で現金10万円(叔父夫婦からの小遣いとみられる)が入っており、行動には不可解な点もある。
叔父夫婦は80代であり、事件前からホームヘルパーによる訪問介護を受けるようになっていた。叔父夫婦はヘルパーという外部の人間が入ることでXの反応を心配した。そのため何度か市のアドバイスを受けながら、Xと手紙でコミュニケーションをとるようにした。だが、Xは「自分はちゃんと生活している」と反発するだけで終わった。しかし強気に反発しながらも、心の中では自分のおかれた状況の変化に対して不安を感じていたのかもしれない。
2019年9月2日、被疑者死亡のまま殺人罪・殺人未遂罪・銃刀法違反により書類送検。11月8日、横浜地検は被疑者死亡により不起訴処分とした。
【学校の対応】
幼稚園・中学校・高校を含むカリタス学園は事件後に臨時休校措置を取った。小学校は6月5日より授業再開。バス通学については、市営バスをチャーターしつつ、事件を思い出さないように乗り場やルートが変更された。学校が特定されないように私服での登校も許可したが、大半は制服のまま登校したという。地域のパトロールも一段と強化された。
学園はカウンセラーを増員するなどして児童の心のケアにも努めた。川崎市も近隣の市立小学校にカウンセラーを常駐させることを決めた。
【事件の影響】
本事件発生から3日後の2019年6月1日、元農水事務次官(当時76歳)が長男(44歳)を刺殺するという事件が発生した。長男は定職に就かずにオンラインゲームにはまっていた。元事務次官は「近所の小学校の運動会の声がうるさい」と腹を立てる長男と口論になっており、殺害した動機について「川崎通り魔事件を見て、自分の息子も周りに危害を加えるかもしれないと不安に思った」と供述している。
昭和末期から平成初期にかけて「引きこもり」は若者の問題と捉えられてきた。しかし平成末期から令和にかけては引きこもりが年を重ねて50代近くなり、それを支える親は80代近いという、いわゆる「8050問題」が表面化した。本事件と上記事件は「8050問題」が深刻化した典型例とも指摘される。
【補足】
因みにカリタス(CARITAS)とは、ラテン語における「愛」を意味する語。カリタス学園は、カナダのケベック・カリタス修道女会によって1960年に設立された。
【出典】
神奈川新聞2019年5月28日「小学生ら19人刺され、女児と男性が死亡 登戸駅近く」
神奈川新聞2019年5月28日「重体だった男性1人も死亡 登戸殺傷事件」
神奈川新聞2019年5月28日「死亡女児の身元判明 登戸殺傷事件」
神奈川新聞2019年5月28日「容疑者の男 住民と交流なく」
神奈川新聞2019年5月28日「包丁振り回す男 「きゃー」「逃げて」と悲鳴」
神奈川新聞2019年5月28日「笑顔のあいさつ「きょうも聞けると」言葉詰まらす校長」
神奈川新聞2019年5月28日「小学生ら2人死亡、17人負傷 通学中襲う」
朝日新聞2019年5月28日「小6女児と39歳男性が死亡 刺した疑いのある男も死亡」
産経新聞2019年5月28日「「おはよう」から凶行へ 現場で豹変のX容疑者 川崎19人殺傷」
産経新聞2019年5月28日「襲撃した男は刃物を4本所持、捜査本部設置 川崎襲撃事件」
産経新聞2019年5月28日「トランプ氏「被害者と家族に哀悼の意」川崎襲撃事件で」
産経新聞2019年5月28日「児童ら19人刺され2人死亡 自殺の51歳男、計画的犯行か 川崎襲撃事件」
産経新聞2019年5月28日「X容疑者、伯父夫婦と3人暮らし、隣家とトラブルも 川崎19人殺傷」
産経新聞2019年5月28日「「最高に優秀な事務官」同僚ら絶句 犠牲になった外務省職員 川崎19人殺傷」
神奈川新聞2019年5月29日「容疑者「長期間働かず、引きこもり傾向」親族が市に相談」
朝日新聞2019年5月29日「犯行はわずか十数秒、無言で19人を襲う 川崎死傷事件」
毎日新聞2019年5月29日「「容疑者と普段から接触がなく…」親族が市に複数回相談 川崎殺傷」
産経新聞2019年5月29日「X容疑者宅に家宅捜索、動機解明急ぐ 神奈川県警」
産経新聞2019年5月29日「50メートル走り十数秒で 強い殺意で多数の殺害計画か」
産経新聞2019年5月29日「川崎19人殺傷"絶縁"の家庭、伯父ら手紙で様子伺い 訪問看護で状況変化か」
産経新聞2019年5月29日「新品の包丁入手し犯行 襲撃は数十秒、計画的犯行か」
産経新聞2019年5月30日「スマホやパソコン所持せず 世間から孤立…なぜ突然凶行に」
神奈川新聞2019年5月31日「襲撃直前、手袋着用か 容疑者、周到準備の可能性」
毎日新聞2019年5月31日「アウンサンスーチーさん遺族に弔意 川崎殺傷」
産経新聞2019年5月31日「10年以上医療機関受信せず ネット環境もなし 引きこもり相当長期か 川崎19人殺傷」
産経新聞2019年5月31日「川崎殺傷、新たに女児1人の軽傷判明 被害20人に」
東京新聞2019年5月31日「川崎殺傷 市消防局 広範囲にけが人、想定外」
神奈川新聞2019年6月2日「包丁2本、2月購入か 押収箱に量販店シール」
神奈川新聞2019年6月2日「容疑者、途絶えたつながり「進路も分からず」」
神奈川新聞2019年6月3日「X容疑者、4日前に現場下見か 防犯カメラに似た男」
産経新聞2019年6月3日「事件4日前、現場を下見か 事件と同時間帯に男の姿 川崎20人殺傷」
産経新聞2019年6月3日「駅から5分で直行し犯行、児童の動き把握か 川崎20人殺傷」
産経新聞2019年6月3日「元農水次官「川崎の事件が頭に浮かんだ」と供述 長男刺殺」
産経新聞2019年6月3日「現場のバス停利用せず 「事件の記憶あるため」」
神奈川新聞2019年6月4日「カリタス小、5日に授業再開 警備強化し送迎は市バスに」
神奈川新聞2019年6月4日「なぜ標的、見えぬ動機 登戸児童殺傷1週間」
産経新聞2019年6月4日「同居の伯父らと1月以降、顔合わせず 川崎20人殺傷、接触避けて犯行準備か」
神奈川新聞2019年6月5日「事件後、カリタス小児童が初登校」
神奈川新聞2019年6月28日「2月に犯行準備か 包丁4本、同時期購入の可能性」
神奈川新聞2019年9月2日「児童ら20人襲撃、自殺した男を書類送検 動機解明されず」
神奈川新聞2019年9月2日「薄い人間関係、捜査難航 捜査幹部「残念」」
産経新聞2019年9月2日「川崎20人殺傷事件、被疑者死亡のまま書類送検 捜査は事実上終結」
神奈川新聞2019年11月8日「容疑者死亡で不起訴、横浜地検 動機や背景、闇の中」
産経新聞2019年11月8日「自殺の男を不起訴処分 川崎20人殺傷、横浜地検」